本文朗読 ※朗読前に宣誓させます -------------------------------------------------------- 朕惟(ちんおも)ふ(う)に、我(われ)が皇祖皇宗(こうそこうそう)、 国(くに)を肇(はじ)むること宏遠(こうえん)に、 徳(とく)を樹(た)つること深厚(しんこう)なり。 我(われ)が臣民(しんみん)克(よ)く忠(ちゅう)に克(よ)く孝(こう)に、 億兆心(おくちょうこころ)を一にして世々(よよ)其の美(そのび)を済(な)せるは、 此(こ)れ我(わ)が国体(こくたい)の精華(せいか)にして教育(きょういく)の 淵源亦実(えんげんまたじつ)に此(ここ)に存(そん)す。  爾臣民父母(なんじしんみんふぼ)に孝(こう)に、兄弟(けいてい)に友(いう)に、 夫婦相和(ふうふあいわ)し、朋友相信(ほういうあいしん)じ、  恭倹己(きょうけんおのれ)を持(ぢ)し、博愛衆(はくあいしゅう)に及(およ)ぼし、 学(がく)を修(おさ)め、業(ぎょう)を習(なら)ひ、以(もっ)て知能(ちのう)を啓発(けいはつ)し、 徳器(とくき)を成就(じょうじゅ)し、進(すす)んで公益(こうえき)を広(ひろ)め、 世務(せいむ)を開(ひら)き、常(つね)に国憲(こっけん)を重(おも)んじ、 国法(こくほう)に遵(したが)ひ(い)、一旦緩急(いったんかんきゅう)あれば義勇公(ぎゆうこう)に奉(ほう)じ、 以(もっ)て天壌無窮(てんじょうむきゅう)の皇運(こううん)を扶翼(ふよく)すべし。 是(かく)の如(ごと)きは、獨(ひと)り朕(ちん)が忠良(ちゅうりょう)の臣民(しんみん)たるのみならず、 又(また)以(もっ)て爾祖先(なんじそせん)の遺風(いふう)を顕彰(けんしょう)するに足(た)らん。 斯(こ)の道(みち)は、実(じつ)に我(われ)が皇祖皇宗(こうそこうそう)の遺訓(いくん)にして、 子孫臣民(しそんしんみん)の倶(とも)に遵守(じゅんしゅ)すべき所(ところ)、 之(これ)を古今(ここん)に通(つう)じて謬(あやま)らず、 之(これ)を中外(ちゅうがい)に施(ほどこ)して悖(もと)らず、 朕爾臣民(ちんなんじしんみん)と倶(とも)に拳拳服庸(けんけんふくよう)して 咸(みな)其の徳(そのとく)を一(ひとつ)にせんことを庶幾(こいねが)ふ(う)。